日本経済法学会大会が開催


10月17日(土)、法政大学で、日本経済法学会大会が開催されました。年に一度の独占禁止法に関する唯一の学会だけに、全国から各大学の学者の方々を中心に集まられ、本年度は「不公正な取引方法規制の再検討」と題して、学者の方の発表と熱心なシンポジウムが行われました。
私達法曹実務家は、独占禁止法を対公正取引委員会との関係や民事訴訟の場、さらに企業のコンプライアンスの場において使うことはありますが、理論としての構築についてはそれ程興味を感じないこともあります。
しかし、学会においては今回のテーマについても公正競争阻害性の三つの側面につき深く探究し、極めてアカデミックな研究や議論を肌で感じることができ、貴重な体験をすることができました。
ここ10数年はだいたいは学会に出席し、いつも新鮮な刺激を感じています。