日立冷蔵庫の不当表示−その3−ようやくの「お詫び」広告


日立冷蔵庫の不当表示について、メーカーからようやく「お詫び」の広告が出されました。これまでのHPでの広報などでは、商品の性能や品質には問題はないとのコメントが目立っていましたが、今回のお詫び広告では、近時の環境問題への関心の高まりの中で多くの消費者がエコを重視して商品を選択していることにも触れ、不当表示をしたこと自体についてのお詫びが記載されています。
 しかし、エコを売りにして消費者を裏切ったことに対し、メーカーとして具体的にどのような責任を負ったことになるのかはやはり未だに判然としないように感じます。景表法違反には課徴金等も課されていない現状、この一件はこのまま終わっていくのでしょうか。