ずわいがにとベニズワイガニ


ずわいがにベニズワイガニ、一体何が違うの?とも思います。
ところが、これが結構違うようです。ずわいがには、越前がにに代表される高級品。これに対して、ベニズワイガニはそうでもない様です。この2種類は、卸値でずわいがにベニズワイガニの約8倍位の値段がする様です。
つまり、ずわいがにと云えば、高価なブランドがにというイメージが消費者の中にあるようです。
このずわいがにのブランド力に便乗したかのような商品が、日本水産の「ずわいがにコロッケ」。実は原材料としては、ベニズワイガニを使用していたということで、公正取引委員会景品表示法違反の優良誤認表示として排除命令を出しました。
しかも、販売ルートは生協を通してといわれています。
大手水産メーカーと消費者系の大手流通組織において何故このような違法行為が行われ、消費者の信頼が裏切られたのか?検証が必要と考えられます。
また、裏切られた消費者への被害の回復は、どのように実行されるのか?その回答を待ちたいと思います。