オラクルのサン・マイクロシステムズの買収に、EUが調査へ。


ラクルのサン・マイクロシステムズの買収については、すでにアメリカの司法省がこれを承認していました。
ところが、EU欧州委員会クルス氏は、この買収につきEU競争法に基づき本格的な調査に入ると発表しました。
アメリカの独禁法当局とEU独禁法当局において、一つの買収について異なる判断が示される可能性については、かねてより指摘されていたところであります。
今回もEUクルス氏の積極的姿勢が際立っていると言えるでしょう。本件買収によってEU域内の競争を制限し、価格上昇をまねくおそれがあるか否か、今後の調査の行方が注目されます。