久しぶりの慶応三田キャンパス


先日、慶応ロースクールの経済法総合の講義をするために、久し振りに三田キャンパスに行きました。
正門を入ってすぐの南校舎が建替工事中で、ロースクールのある南館には正門を左にぐるりと回って行くことになります。
平素、私達弁護士が執務している示談交渉や、裁判所、クライアントとの相談・打ち合わせの場と違って、キャンパスはどこか牧歌的なのどかさを感じさせてくれます。
後期のはじめの経済法の講義でもあり、実務家講師としては、最近扱っている独占禁止法の事例をアレンジしてロースクール生に問題を投げかけてみました。
教科書や判決、審決とは異なり、生の事例を参考としているだけに、色々な考え方が聞けて大変面白いと感じました。
独禁法は、弁護士でも取り扱っている方が少ない分野でもありますが、講義を通して独禁法の面白さを少しでも分かってもらえればと思います。